2012年10月25日木曜日

防災講座

講演会 『愛宕浜の防災を考える』

防災月間の9月15日(日) 愛宕浜公民館に地震・防災の専門家の
磯 望 西南学院大学人間科学部教授を講師に招き、防災講座が開催されました。 
当日は校区から64名が来館して熱心に聴講しました。
以下は、講演会の抜粋です。
愛宕浜の経験した自然災害は、2005年3月20日午前10時53分に発生した福岡西方沖地震でありマグニチュウド7、深さ9Kmが震源域であり、津波が発生してもおかしくなかったが、海底が動かなかったので、つなみは発生せず、その被害はなかった。
今後警固、那の津断層の他に、海の中道断層が動く可能性がある。
警固断層については注意が必要である。 もし発生したら2005年よりも1ランク上の震度が予想される。

警固断層地震の被害予想では 
1. 震度は最大6強程度
2. 振動は北東(1.2丁目)側が大きく南西(3.4丁目)側は震度
  6弱と予想される。
3. この違いは固結基盤岩の深さの違いによるものである。
4. ビル群は、基盤まで基礎が入っているので倒壊の心配ない。
5. 一戸建ては、 震度6強の範囲で3%程度が前回する可能性があ
  り10戸ていどは避難が必要と思われる。